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園のこだわり

友だちが困ってる‼︎

2023/12/22

最近のひよこぐみ(1歳児クラス)ではお友だちへの興味がグングングングン深まって、あそんでいる時やご飯を食べている時、布団へ横になって眠る直前までお友だちのことが気になる様子です。今日はそんな子どもたちの生活の中での、とても微笑ましかった場面を紹介したいと思います!
ひよこぐみはお天気が悪くない限り、ほとんど毎日お外へあそびに行って体を動かしています。どの子も外へ行けるとわかると張り切って身支度をしているのですが、中にはまだうまく靴下や帽子、靴が履けずに「できない!」と苦戦している子も少なくはありません。少しずつ1人でできる子も増えていますが、まだまだ難しい年齢ではあるので、私たち保育士も子どもたちの発達に合わせて援助をしています。そんな中、靴下が履けずに眉間にシワを寄せているAくんを見つけたBちゃん。近くにやってきて「できない?」と声かけながらAくんの靴下に手を伸ばします。なんとか履かせてあげようと必死になっていて、Aくんも履かせてもらいやすいように足をいろんな角度へ変えたり、伸ばしてみたり縮めてみたり(笑)

 

 

 

2人のやりとりがすごく可愛いらしかったのですが、数分かかってもうまくできず、Bちゃんが保育士の方を向いたので、そこから保育士に変わりました。
それだけでなく、お外から帰ってきた際の上着の着脱の場面でも同じように友だちを気遣い、手伝ってあげようとする姿が見られています。

大人がパパッとやってあげることは簡単だけれども、子どもたち同士で助け合いながら一つのことに取り組むこともとても大切な経験だと思います。優しい気持ちが育っていることに嬉しく思うと共に、私たち保育士(大人)が子どもたちにとって良い影響を与えられるような、おもいやりをもって人に接せられる、そんな毎日を心がけたいな、と思いました。

 

保育士 A.S

誕生会メニュー

2023/12/20

園では、その月の誕生日の子に誕生会の日の献立を選んでもらっています。
12月の誕生会メニューは、みんなが大好きなメニュー「ハンバーグ」でした。

給食を配膳しているときから、子どもたちは「ハンバーグだ!!」「ハンバーグ大好き!」と言いながら自分が食べれる分の量がもられているお皿を持って行っていました。

もられているハンバーグの量を見てみると、多くもられているお皿を持って行っている子どもたち。

子どもたちが食べている机に言ってお話をしてみると、「ハンバーグ美味しかった!」「ハンバーグ三個も食べるの!」のと言って大きな口を開けていっぱい食べてくれていました。美味しそうに食べている子どもたちを見て、とても幸せな気持ちになりました。

来月の誕生会もおいしそうに食べる子どもたちの顔をまた見たいなと思いました。

ですが、やはり嫌いなものが給食に出てくると、「これは苦手」と言って少なくしている子どもたち。それでも少しでも自分が食べれる量や食材を探して食べていました。

子どもたちは、たくさんの食育を通して、だんだんと嫌いなものが好きになったり、こんな食材があるんだという発見をしていました。

食育や給食で少しでも食べれる食材が増えていってもらえるように、これからも食事を提供していきたいと思いました。

栄養士 N.U

 

 

 

折り紙検定

2023/12/15

3,4,5歳児では、毎年折り紙検定を行っています。

毎年、様々な子ども達の姿ある中、今回は二人の去年と今年での大きな変化についてのエピソードを話したいと思います。
まず一人目のTくん。去年も折り紙検定が始まるとすぐに折り紙検免許書をもらうために着々と進めていく姿がありました。そんな中検定の中で一番最難関の“ほしゆり”に挑戦!“ほしゆり”は数多くの子が苦戦し、泣いてしまう子もいたり中には諦めてしまう子もいるほどでTくんも何度も練習しては本番に挑戦しましたが中々合格することが出来ず何度も悔しくて泣いていました。それでも諦めることなく挑戦し続けることで何とか合格することができました。それから年長になったTくんはその年はやる気満々で早い時期から「折り紙検定まだやらないの?」「おれ!折り紙上手なんだよ」と保育士やお友だちと話していたり、年長の造形活動で菊の花を折ったときには「教えてあげようか?」とお友だちに教えてあげるほど折り紙に自信を持ち折り紙検定に対しても意欲を燃やしていました。そしてついに折り紙検定が始まると早速今年も折り紙免許書ゲットに向けて着々と合格を積み重ねていきました。そして最後に去年、泣いて悔しんだ“ほしゆり”の挑戦まできました。今回はどんな姿があるかな?と思いましたが去年とは一遍し難なくと合格したTくん。終わった後には「折り紙検定の中でほしゆりが一番簡単だった!」と言っていました。(去年あんなに泣いていたのになー)と思いながらも去年の苦い経験や最後まで頑張った経験が今年に生きた様子がうかがえる瞬間でした。

そしてもう一人のNちゃんは去年は他の子が折り紙検定に夢中の中全く興味を示すことなく「やらないの?」と聞いてみても「やらない!」と即答していました。「折り紙苦手なの?」と聞くと「できるよ」と言うの「ならやりなよ」と聞くと「やらない!」とまた即答していました。中の良いお友だちが折り紙検定をしていても一人塗り絵をしたりすることもあり、結局、その年の折り紙検定は一度もすることなく終わってしまいました。そして今年も折り紙検定の時期がきました。今年はどうするかな?と様子を見ていましたが、最初に2,3個は検定をしましたが。すぐにやめてしまい。「やらないの?」と聞いても「やらない」の一言でした。しかし、ある日去年にはなかった様子がありました。他の子が折り紙検定をしていると気になるのかやっている様子を見に来る姿がありました。なので「やる?」と聞くと「これとこれができないから嫌なんだよね」と今までは「やらない」「いい」しか言ってこなかったのに対して全部できることができないからやりたくないことを話してくれました。
そこからしばらくしたある日、、、、。自分から「やる」と言ってきました。するとそこからはトントン拍子で合格していきました。Tちゃんに「お家で練習したの?」と聞くと「うん」と答え、さらに保護者にも話を聞いてみるとお家でたくさん練習したようで、それで自信になり1週間もかからず全部の検定を合格して見事に折り紙免許書を手にすることができました。自信がなかったから諦めていましたが、最後は陰で努力をして自信に繋がった瞬間でした。
今回は二人の折り紙検定のエピソードを話しました。同じ年長児ですが、まったく違ったエピソードがあり凄く面白いなと思って今回のブログに載せることにしてみました。毎年のように折り紙検定では苦戦したり、たくさん練習したり、できなくて泣いてしまったり、合格して喜んだりと様々な思いが出てくる中、これからどんな子ども達の姿があるか楽しみです。

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