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園のこだわり

もぐもぐ、がじがじ

2020/02/05

最近の0.1歳クラスではお友だちを気にして遊ぶ姿が増えてきました。その中でも遊びの中で絵本の食べ物を お友だちや保育士の口に持っていき 食べる真似やあげるやりとりを楽しむ姿がたくさん見られます。

そんなある日、0歳児クラスのAくんが保育士とおやつを一緒に食べていると1歳児クラスのBくんが通りかかりました。

Bくんは保育士の隣に座り、Aくんが保育士からリンゴをスプーンで食べている姿を、じっ~とみはじめました。

しばらくみていたBくんですが、自分でもあげたい!と思ったようで、保育士の持っているスプーンに手を添え、お皿に入っているリンゴをAくんの口へ運びはじめました。

Aくんは抵抗する事なく喜んで口を開け食べていましたが、何回かあげるうちに口を開けてくれなくなりました。

Bくんは何度も口の前までスプーンを運びますが、食べてくれません。

どうするのかな〜と見ていると、Bくんは食べる真似をしながら、「もぐもぐ、がじがじ」と声をかけたのです。その姿を見たAくんは真似するように、口を開け食べはじめたのです。

どうやったらAくんは食べてくれるのかな?とBくんなりに考え、普段遊びの中で食べるやりとりを楽しんでいる絵本「モグモグ、ガジガジ」を思い出し「もぐもぐ、がじがじ」とやってみたようです。

そんな姿を見て、大人が伝えなくても子どもたちなりに、日々の遊びや生活を通し経験する中でこんな時はどうしたらいいのかな?

と考えてみることも出来るようになってきた子どもたちの成長に嬉しくなりました。

色々なお友だちや保育士と過ごす中で沢山の経験をして色々と学んでいって欲しいと思います。

保育士  M.Y

見て学んで楽しんで

2020/01/31

園庭での戸外遊びでのこと。年中女児たちが築山の頂上から下にいる友だちを引き上げようとしたところ力不足の為、皆でゴロゴロと転がってしまいました。ゴロゴロ転がった事が面白くなったようで繰り返し「きゃー!、落ちる〜!」「〇〇ちゃん手を繋いで〜!」とはしゃいで遊んでいました。その様子を見ていた年少男児たち。はじめは「何が面白いのかな?」と、不思議そうに見ていたものの試しに同じようにゴロゴロと…。すると、「これはとっても楽しい!」と気付いた年少男児たちは反対側の側面を使い自分たちもゴロゴロ転がって遊び始めました。「わぁ〜!!」「おぉ〜、あはは!あはは〜!」と。築山の両側にはゴロゴロ転がる子どもたちだらけになっていました。しばらくして気がつくと女児たちは違う遊びへ移っていたものの男児たちはずっと盛り上がり、お部屋へ戻るギリギリまでゴロゴロ転がって遊んでいました。

見て真似して楽しんで、遊びを学んでいける異年齢保育っていいなと改めて思う出来事でした。 T.O

どっちにする?

2020/01/29

UNOって知っていますか?トランプみたいなカードゲームですが、少しルールが複雑です。大人もついつい本気になってしまうカードゲームはこの時期子どもたちに大人気です。(お正月に家族や親戚と遊ぶのでしょうね)
異年齢児クラスで子どもたちと一緒にUNOをした時の事です。
3歳児Aちゃんにとってはルールが複雑でわかりにくいようです。何のカードを出したら良いのか困っていると、そばを通りかかった4歳児のBちゃんが助けてくれました。
「これ出しな!」と出せるカードを教えてくれました。次の順番が回ってきた時には、
「これとこれ出せるけど、どっちにする?」と教えてくれ、悩むAちゃんをじっと待っていてくれています。その後も同じような様子でゲームが進んでいきました。
誰かに言われたわけでもなく、年上の子が年下の子を思いやり助けてあげる姿に感動しました。BちゃんはAちゃんと同じようにお友達にいっぱい助けてもらって成長し、してもらったことをAちゃんにしてあげているのでしょうね。
こんなお友達との関わりの中で、1年後にはBちゃんもAちゃんみたいなお助けウーマンになるのかなぁ?!と思いながら、子どもたちとUNOを楽しんでいます。

保育士 M.I

 

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