０歳児クラスのお友達は最近自分でスプーンを持って食べられることが多くなりました。最初、入園したころは保育士が準備した食事も段々と手づかみで食べ、まだ口の周りや洋服などは汚れてしまうこともありますが今ではほとんど保育士が手伝うことなく食べられるようになりました。
その中で好き嫌いも出てくるようになり「これを食べたい！」「これはいらない！」と身振りなどで伝えようとしています。ですが嫌いな物でも保育士に励まされて一口食べてみると「おいしい！！」と気が付くことも。
私は半年近く、０歳児の子ども達に食事の援助をしているのですが子どもによってどんな言葉掛けをしたら楽しく、少しでも食べてくれるのか勉強中です。時には１歳のお友達があげに来てくれることもあり、保育士がいくら頑張っても食べてくれなかった物をペロッと食べてくれることもあります(笑)
食べれて「すごいね！！」と褒めると自分でスプーンを持って食べ、それを見て他のお友達も食べたり、、、。食事の中でも子どもたち同士や保育士との関わりがたくさんあります。
これからもどんな姿を見せてくれるのか楽しみですね！！

保育士S、K

３月から新しいクラスへの移行期間になりました。「何組になるの？」と聞くと嬉しそうに新しいクラスを教えてくれます。クラスの場所も変わり、自分のロッカーを探したり、同じクラスになったお友だちにも「ここだよ」とロッカーの場所を教える姿も。今まで一緒のクラスだったお友だちと離れてしまい、しゅんとする姿もありましたが、年上の子が見ていて「大丈夫？」と声を掛けてあげたり、手を引いて一緒に遊ぼうと誘う姿もありました。困っているお友だちを気にかける気持ち…とっても素敵ですね。
あかぐみもあおぐみも一緒に園庭で遊んだとある日…別のクラスのお友だちに会えた瞬間、駆け寄り、満面の笑みで喜ぶ子どもたち。まだ新しい環境になって１週間ですが、今まで一緒に同じ環境で過ごしていたお友だちと会う機会が減り、寂しい気持ちもやっぱりでてきます。そんな不安や心配な気持ちを受け止め、また１年間みんなでたくさん遊んで、新たなお友だちとも楽しい毎日を過ごす様子をお伝えします。

保育士 Ⅿ.I

今月から1歳児クラスの子たちは新しい2歳児クラスのお部屋で過ごすことになります。今まで過ごしていた環境がガラリと変わり、子どもたちも保育士もドキドキの日々です。何度か2歳児クラスのお部屋に遊びに行く機会があり、大丈夫かな…新しいお部屋で楽しく遊べるかな…と不安でしたが、初めて見る玩具に興味津々で夢中になって遊ぶ姿を見て、これからこの部屋で過ごす子どもたちが楽しみになりました。

ある朝、10時のおやつを飲む前にみんなが大好きな絵本や紙芝居・ブックシアターを見る時間があり、ほとんどの子がわ～！と集まってきて釘付けで見ている中、Aちゃんは誰もいないスペースで一人遊んでいました。気になり近寄ってみると、くまの人形にガーゼを何枚か乗せている所でした。しばらく見ていると、Aちゃんは保育士に気付いたようで少し恥ずかしそうな表情に。「Aちゃん何してるの？」と聞いてみると、「くまさんにお布団かけてるの」と。「くまさんねんねしてるの？」と続けて聞いてみると、「うん！寒い寒いだからたくさんかけてるよ」と。そして、「Aちゃんね、くまさんのママなんだよ！」と嬉しそうに笑う顔が印象的でした。いつもは元気いっぱい体を動かすAちゃんの優しい一面を見れたことに嬉しくなりました。入園当初保育士に「抱っこして～！」と甘えることの多かったAちゃんですが、今では立派なお姉さんに。一年過ぎるのは早いなと思うのと同時に子どもたちの成長を身近で感じることのできる保育士になれてよかったと思える日々です。保育士が子どもたちに関わっている姿を真似てお人形に優しくする姿が次第に下のクラスの子に代わり、「こうやってやるんだよ」「一緒にしよっか！」などやってもらう経験を通し、「やってあげる・やってあげたい」という気持ちが芽生えてくるのかなと感じました。Aちゃんのみならず、他の子も遊びの中でお人形にごはんを食べさせてあげたりおんぶをしたりと優しさの詰まった関わりを多く見ることがあります。いつまでもその気持ちを忘れずに過ごしてくてたらいいなと思っています。

保育士F・T