暑くなり始めた7月頃から0・1歳児クラスでは、遊びの中で水に触れる機会を作っています。毎年、水が少し苦手な子もいるので、まずは直接触るのではなく、ビニール袋に水を入れて袋の上から感触を楽しんでいます。手が濡れてしまう事も、顔にかかってしまう事もないので、自分から積極的に触れて楽しんでいます。遊びの中では、袋を押して手が跳ね返ってくる事を楽しんでいる子もいれば、足で踏んでみたり、袋を噛んでどうやったら袋から水が出てくるのか考えている子も…
そんな中最近は、たまたま穴を開け水が出てくる事が分かり、ほかの子もやり方を真似し始めどんどん水を出しての水遊びが始まっています♪
ある日のこと…。
シートの上が水で濡れて、ツルツルと滑る事に気がついた子がいました。
その子は、シートの上に腹ばいになりシートの上でお腹からスライディングを始めました。すると短い距離ですがシュ~っと滑る事ができ!滑れたことが楽しくて、何度も繰り返し遊び始めました。
その様子を見て、なにか面白そうな事をしているぞと気づいた子がいました。同じようにお腹をつけて真似を始めます。
1人で遊んでいた子も、お友だちが一緒にはじめた事でより楽しくなり、やる度に顔を見合わせながら何度もケラケラと笑い楽しんでいました。
その姿を見て、大人が遊びの楽しさを一緒に共感していく事もありますが、子どもたち自身が不思議さに気づき、楽しさを発見する。その楽しんでいる姿を見て、他の子が興味を持ち真似して一緒に楽しさを共有する。
子ども自身が遊びの楽しさを発見していくこともとても大切なことだなと感じました。
保育士M・Y