新しいクラスになって早いことでもう2ヶ月目になりました。子どもたちも新しいクラスやお友だち、先生にも慣れ楽しんで過ごす姿が増えています。その中でも特に、年長組になった子どもたちの意識が変わってきました。
光徳保育園では異年齢保育をしていて、345歳児は同じフロアで過ごしています。
年長組になり子どもたち同士の中でも「さくらぐみ(年長)になったね〜」と言葉に出して喜ぶ姿がありましたが、生活の中で率先して色々と気にかけてくれる姿も見られるようになってきました。
つくし組(年少)のお友だちが、2種類のパズルを混ぜてバラバラにしている姿を見つけると、「パズルがなくなってつかえなくなっちゃうよ!」「一緒に片付けよう!」と声をかけて片付けはじめました。1人のさくら組の子がが片付け始めるとその姿を見て、他のさくら組も次々に集まってきてみんなで協力して片付けはじめてくれました。その中の1人のお友だちが一つずつパズルの色を見てケースにしまっていくより、まずは同じ色のパズルを集めて沢山集まってからケースに入れた方が早く片付けられるのではないかと気づきました。その事をまわりのお友だちに伝え、他のお友だちも「本当だ〜」とどんどん片付けきれいにしまうことができました。一緒に片付けるだけでなく、どうやったら片付けやすいのかまで教えてあげていました。
年長組になるとお当番活動が始まります。昨年度の年長組のお友だちがやっていた事をみていて憧れもあった子どもたち。給食前の机拭きや配膳のお手伝い、雑巾がけを喜んで行っています。
給食の配膳では、ご飯を取りに来たお友だちに「いっぱい食べる?ちょっとにする?」と一人一人に聞いて配ってくれています。
また雑巾がけでは、自分専用の雑巾がありそれも嬉しくお友だち同士で見せ合っている姿があったり、雑巾の絞り方があっているかお当番同士で確認しあっていたり、どっちがお水がでなくなるまで絞れているのかと競争しながら楽しんで行っています。
子どもたちの姿を見ていると、今までは自分たちがやってもらう側でしたが、やってもらった経験から今度は自分たちがやってあげたいとの気持ちになっているのかな?と感じます。
日々の生活の中で沢山のお友だちと関わり、色々な事を経験していく中で年長組になった喜びを感じながら楽しく過ごしていって欲しいと思っています。
保育士M.Y