成長とともに身振り手振り、言葉でたくさんの想いを伝えられるようになった2歳児クラスの子どもたち。今日はそんな子どもたちのほっこりする声をいくつかお届けします。
①涅槃会(仏様がお亡くなりになった日)の行事にちなんで塗り絵をしていると、Aくんが「ねぇーなんで仏様目を開けないの?色塗れば目覚ますかなぁ?」「あれ?起きないね…仏様」…一生をとげることへの理解は難しいかもしれませんが、自分がなんとかしてあげたいと言う思いやりが育っていますね。
②重なりあっているぬいぐるみをみて、顔を近づけて「あーい」と言いながらぬいぐるみに微笑みかけているBくん。するとその1つのぬいぐるみを持ち上げ、高い高いのようにしながら目を合わせてて「ねぇー」と笑う姿が。…小さいぬいぐるみを可愛がろうとする優しさや、ご家庭での愛情を感じました。
③Cくんがデュプロブロックで遊んでいるところに、Dくんがやってきてニコッと笑って手を出し一言「貸して〜」と言ってきました。するとCくんは顔をしかめながらも「え?これが使いたいの?…あーうーん、じゃあいいよ」と渡してくれ、Dくんもうなづきながら一緒に遊び始めました。…多くは語り合わなくても思いが伝わることがあるのだなと感心してしまいました。
④霜柱が溶けた畑にたくさんの子どもたちが足を踏みしめながら遊んでいるところにEちゃんがやってきて、「なんでここ濡れたの?」「雨降った?」と聞いてきました。寒さで霜が降りることや、お日様で溶けてしまったことを伝えると「ふーん!そっか!なんかすごいね」と答えていました。…少しずつ自然現象にも興味を持ち、不思議を感じるようになったことに成長を感じました。
約1年間で様々な経験をお友達、保育士と重ね、もうすぐ年少組さんに進級します。(光徳保育園では3月から現担任と進級したクラスで1カ月過ごします)新しいクラスになってからは保育士だけでなく年長、年中のお兄さんお姉さんが遊びや生活を共に楽しみながら様々なことを教えてくれることでしょう。これからの子どもたちはどのような声が飛び交うのか、とても楽しみです。
保育士T.K