2歳児クラスでは、秋口から友達とペアで手を繋ぎ、園外を散歩しています。
ぱっとペアが決まる子もいれば、〇〇ちゃんと繋ぎたい!誰とも繋がない!3人で手を繋ぐ!など、出発前から色々な思いが見られます。
「3人で道路を歩くと車にぶつかっちゃうかもしれないね。」と保育士が言うと、3人のうち1人の女の子が、まだペアが見つからないでいる子の手を繋ぎに自分から動きました。彼女は散歩の途中で自分が車道側に代わり、以前異年齢児との散歩で年上の子がしてくれたように自分がお姉さんになって歩いていました。
壁側に寄って歩く、信号の意味、交差点を渡るときの注意など、安全に気をつけて歩けるように保育士が声をかけながら歩いています。その積み重ねから、段々と子ども達の意識が変わりつつあります。道の中央にふらっと行ってしまいそうな相手に「こっちだよ!」と手を引いたり、「信号青になった!」「自転車来た!」「白い線出てる!」と声に出して知らせる姿がちらほら。
すれ違う地域の人と挨拶したり、自転車で出かけようとする交番のお巡りさんに「行ってらっしゃい!お仕事がんばってね!」と声をかけたり。地域の方々にも温かく見守っていただくおかげで、子ども達に育まれていくものを感じます。
保育士 N.W.