先日、食育で給食に使う「かぼちゃ」を3歳から5歳の子どもたちに種を取ってもらいました。
大きなかぼちゃを見て「大きい!」「かぼちゃだ!」と歓声が上がりました。保育士から「重たいと思う?軽いと思う?」の問いかけに「重たいよ!」「軽いよ!」と答えていましたが、かぼちゃを持ってみた子どもたちは、「重た~い」と言っていたり、「軽いよ!」と頭の上まで持ち上げる子もいました。
4分の1に切ったかぼちゃを子どもたちに渡して「どうやったら種取れるかなー?」と問いかけると手で種を取り出す子や手で取るのが難しい子は「スプーン欲しい」と保育士に言う姿もあり、スプーンで種をすくって取っていました。綺麗に繊維や種がなくなるまで夢中になって種取りを行っていました。
次の日に、子どもたちが種取りをしたかぼちゃが「かぼちゃの煮物」として給食に出ると、いつもは苦手であまり食べない子でも少しでも挑戦してくれたり、美味しいと言ってくれたりと様々な反応がありました。今は苦手な食べ物も、楽しい食体験や思い出によって大好きな食べ物に変わっていくといいなと思います。
保育士S.T