入園当初に比べ0歳児クラスの子どもたちは手足が思うように動かせるようになった事でつかまり立ちや歩行、段差での上り下りを活発に行う姿が見られます。そういった姿の中で最近は玩具の棚に上る姿が増えてきました。写真のA君は棚に上るとその中で「あ~う~あ!」とお話ししていました。するとA君の楽し気な様子に引き寄せられほかのお友だちも棚の方へと近づいていきます。いつもならすぐに「危ないよ」と声をかけるのですが、楽しそうな子どもたちの姿にその遊びがなぜ子どもたちにとって楽しいのか、しばらくの間観察してみました。棚の中へと入っていく子どもたちの姿を見て棚に上りたいのか、それとも狭いスペースに入りたいのか。子どもたちの姿から様々な子どもたちの思いを考えます。子どもたちの‟上りたい”、‟一人でまったりしたい”という気持ちを大切にしたい、、、そこで、お部屋に人が1人入れる大きさの段ボールを設定!ちなみに数十センチの台も中に入れて登って入れるようにしました。すると子どもたちは段ボールの中に入ってビジーボードで遊んだりと以前に比べて棚に上る姿が少なくなりました。子どもたちが段ボールの中でまったりしたり、持っていた玩具で遊ぶ姿に思わず心の中で‟よし!”とガッツポーズ(笑)
設定した遊具や玩具が子どもたちにはまった瞬間は保育士にとってもとても喜ばしいです。これからも子どもたちが楽しく園での生活を送れるように子どもたちの姿を見逃さずに見ていきたいと思います。
保育士M・W
↓段ボールの個室を作ると中に入ってまったり遊ぶ姿が!