私事ですが、この保育園に勤めて丸5年が経とうとしています。今年卒園する年長の子どもたちは、私が1.2年目に受け持った子ども達でした。3月はそんな年長の子ども達がとても成長したなと感じた月になりました。
3月は移行期間で、0歳児は新しいお友達が来るまでは12人で過ごしてちょっぴり寂しい様子。ですが、年長のお兄さんお姉さんがお昼ご飯や、午睡の時間帯にやって来ます。今年はコロナ感染もあり、今まで実施していた上のクラスからのお手伝い保育がありませんでした。
月初めの方は、0歳児の子ども達も年長児が来て、"なんだ、なんだ?"とチラチラ見ていました。逆に年長児も「赤ちゃんいるね!」「ご飯食べてるの?」「これから寝るの?」と興味津々。お互いなんだか気になる様子です。年長児に「赤ちゃんのお部屋入ってもいいよ」と声を掛けますが、恥ずかしいのか「行かない」という返答が多かったです。ですが、1ヶ月同じ部屋で顔を合わせる事で年長児の方から「お部屋入ってもいい?オムツ変えてもいい?」と徐々に関わりが増えていきました。
今ではいろいろなお手伝いをやりたい!やりたい!と順番待ち状態です(笑)0歳児の子達もお兄さん、お姉さんと遊んでもらえたりするのがとても嬉しいようで、指差しをして一緒に居たい事をアピールしてきてくれます。
何年か前はあんなに小さく、自分の事が精一杯だった年長の子ども達。知らない間に、お友達や小さなお友達の事まで気にかけて、お世話をしてくれるまでに成長していました。初めて受け持った子ども達が卒園するのはとても寂しく思います。小学校へ進学する話や、保育園楽しかった!と色々な話もしてくれます。この1ヶ月成長した子ども達の姿を見てとても頼もしく思えました。5年間同じ職場に勤めて、寂しくもありますが、こんなに子ども達が成長したこと、小学校へ送り出せる事にとても喜びを感じます。私も、これからも立派な保育士になれるように頑張ろうと改めて決意をしました。みんな頑張ってね!応援しています!
保育士A・Ⅰ