最近の2歳児クラスの子ども達は子ども達同士で手を繋ぎ、歩いて近くの公園や少し遠い荒川の土手まで歩いてお散歩に行く事ができるようになってきました。
道中で工事現場があると、「作業員さんだ！」「ショベルカーだ!!」と大興奮です。作業員さんが手を振って下さると嬉しい反動で緊張してしまう子もいますが笑顔で振り返す子もいます。ショベルカーが見えなくても動く音がするだけで「今のは何の音なんだろう？ショベルカーかな？」と予想する様子もあります。そんな散歩の経験が生かされているようで園庭で遊ぶ時には男の子達中心でみんなでコンビカーにまたがり「工事中でーす！通らないで下さーい。」と声を掛けながらシャベルで砂をすくい、「ばさぁーっ！」と効果音も再現しながら落としたり「通りまーす！ご注意ください！」と言いながら後ろを向き、コンビカーをバックさせている子もいました。引き車の荷台に砂を入れて運んだりする子も！もう気分は散歩中に見た作業員さんです。なりきっていたり、真似をしながら見立て遊びを楽しんでいます。最初は2人ほどでやっていた遊びでしたが、1人、また1人とどんどんと仲間も増えてきました。その様子を見てみんなが見たことのある光景だったからこそ興味を持ち、遊びが広がっていったのかな？と感じました。又、身近で工事の様子を見ることで子ども達も鮮明に覚えていたようでより見立てやすかったようです。工事遊びに集中して1時間程遊んだ後はみんなで一緒にお部屋に戻ってきて手を洗い、食事に行く後ろ姿も小さな作業員さんの休憩時間のようで可愛らしく微笑ましい一面でした。他にも室内ではお父さんお母さんとお買い物に行く様子を真似して、子ども同士で「スーパーにお買い物に行くのー！」と手を繋いでおままごとゾーンでのお買い物姿も見られています。今後はそのような姿をお店屋さんごっこなどに繋げてより、遊びが広がるようにしていけたらと思っています！ 保育士Ｎ．Ｔ