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園のこだわり

やりたいきもちとできたよろこび

2021/06/02

ある日の遊戯室での出来事です。

遊戯室に巧技台や平均台を繋げた、サーキットのような遊具を用意しました。
“なんだろう?”と、子ども達が自分からやってきては、片足で乗ってみたり、ちょこんとベンチの様に座ってみたり。
片足でちょんちょん歩いていき、お友だちの近くまで来ると、えへへーと一緒に笑い合ったり、顔を覗き込んだり。
一人一人が同じ遊び方ではなく、色々な遊び方で遊んでいます。

この日は前回遊んだ時よりも少し巧技台が高くなっていて、平均台が少し斜めになっていました。


斜めな道は平行な道よりちょっぴり難易度が上がっています。
遊べるかな?楽しめるかな?と思っていましたが、斜めの道も楽しそうに遊ぶ子どもたち。
一人の女の子が、保育士の方を見ながら「やってみる!」と気合十分で平均台に。
1回目は片足で進んで行き、上まで到達すると「やったー!」とにっこり。
2回目からは両手を横に広げて、ゆっくり両足でバランスをとりながら登り、上まで登りきると大きな声で「できたー!」と、とっても嬉しそうにぴょんぴょん喜んでいました。

 

日々の遊ぶ姿を見て、高さや大きさ、まっすぐにするか、斜めにするのかなど遊びの環境を見直しています。

遊びの中で、できたこと、嬉しかった気持ちを子ども達と一緒に共感できることがすごく嬉しいです。
そんな素敵な気持ちを子どもたちみんながもっと経験出来るように、あそびを考えていきたいです。

保育士Ⅿ.I

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