桜の花が満開となると同時に気温も上がり、子どもたちは園庭で元気に遊び始めました。
保育士が用意をしたシートの上に 庭に落ちている春の花、花びら、そして秋にとったたくさんのどんぐりを子どもたちは思い思いにいろいろな形にしてあそんでいます。
その形は自分で考えたものや お友だちのやっていることをまねした後に さらに 自分らしさを加えることもあります。どのようなものになるか いつもワクワクしながら 見ています。一人ひとりの遊びから、お友だちとともにおままごと遊びになったり、町づくりになったりと 友だちとあそぶことで 人との関わりを学ぶ経験を積んでいることを実感します。
昨年から始まったコロナウイルス感染拡大防止のための生活の変化に右往左往した当初でしたが、今は落ち着いてさまざまな活動を始めることができました。
職員の各々の能力、保育技術を出し合い、いままでが当たり前の生活として考えていたことができない状況の中、子どもたちにどのような経験、体験ができるかのアイデアを出し合い 「今までの当たり前」を変えました。
保護者の皆さま、職員、そして 子どもたち、近隣の方々、園と関わる業者さんにも・・・多くの方の力をお借りして このコロナ感染拡大防止にの中の子どもたちのあそび、生活を支えていただきました。
今までの生活を変えることに対する力は、身体も心にも負担がかかりますが、その負担を職員も保護者の方もお互いを敬い、お互いの力を発揮できることに喜びを感じられることで 子どもたちの笑顔を糧にこの一年保育を進められたと思います。
これからも、子どもたちの成長の力を信じて 一日一日を大事に過ごし 保育園時代を過ごした出来事、あそびが多くの経験となり さらなる成長した姿を 見せてもらえることで 笑顔の連鎖を生み出されると期待しています。
3月末になりました。皆様のおかげで この一年も 身も心も大きく成長させていただきました。ありがとうございました。また、来月からもよろしくお願いいたします。
副園長