MENU CLOSE

2024年 7月

色々な形の人参

2024/07/26

幼児クラスの子ども達が食育で、スライスした人参をクッキーの型で色々な形(星・ハート・ダイヤ・ドロップ・花など)に型抜きをしました。子ども達が型抜きした人参は給食室で茹でて、その日の給食で食べられるようにします。
食事の時間に幼児クラスを見に行くと、自分たちで型抜きした人参を食べている子が「給食の先生、この人参、ぼくやったよー」「今食べてるの」とニコニコしながら教えてくれます。
形が崩れないように慎重にスプーンの上にのせ、じっくり見てから口に運ぶ子、他の子と形を比べて違いを楽しんでいたりと様々です。
人参の型抜きするの楽しかった?と聞いたら「楽しかったー!」「ちょっと手が痛かった」「(なかなか出来なくて)大変だった」という感想が聞こえました。
食べてみた感想は「おいしいよ」という声の他に「なんか、いちごの味がする」と想定外な答えが。そのまま茹でただけの人参ですが、いちごの甘みと同じだったのでしょうか。楽しい感想に癒されました。
子どもは大人が感じない(もしくは美味しさに感じる)野菜の「えぐみ」や「苦み」を敏感に感じ取り、その苦味を本能で「毒」と感じるので、苦手な子が多いです。食べても大丈夫だった経験や、大人が美味しそうに食べていたという経験を経て、野菜を美味しく食べることを学習していきます。今回、人参が苦手な子も食べていました。「やっぱり、おいしくないなー」という表情をしている子もいましたが、好きな食べ物が増える、なんでもおいしく食べられるきっかけになれば良いなと思います。

栄養士S.A

ぶつかり合い

2024/07/19

2歳児クラスのつぼみぐみでは友だちと一緒に遊ぶ中で自分の気持ちを少しずつ相手に話せるようになり、相手がどんな気持ちなのかも少しずつ分かってきている様子があります。

お部屋で遊んでいる際に玩具を2人で引っ張り合う様子がありました。最初はAちゃんが使っていたのですがその玩具を置いて違う場所に。その間にBちゃんが拾って使っていました。戻ってきたAちゃんが「つかってた!」と取り合いに。しばらく見守っていると

同じ種類の玩具をCちゃんが持ってきてくれました。「ここにもあるよ」とAちゃんとBちゃんに手渡そうとしてくれる姿を見て保育士も感心してしまいました。保育士が二人の気持ちを代弁して「持ってきてくれてありがとうね」と伝えるとニッコリ。とっても優しい姿が見られました。

その後は保育士が間に入り2人に「つかいたかったね」と2人の気持ちを代弁しながら「おともだちもつかいたかったみたい」と相手の気持ちも伝えていきました。

友だちと関わる事が増えてきたからこそのぶつかり合い。その中で泣いている子に「大丈夫?」と声を掛けてあげたり今回の様に玩具を持ってきてくれたり、そういった関わりも大切にしながら必要に応じて保育士が気持ちを代弁したり援助しながら自分の気持ちを伝えたり、相手の気持ちに気付いたりして成長していってほしいと思っています。

保育士S,K

 

園のこだわり 園からのこだわりの発信です 採用情報 子どもたちの為に一緒に働きませんか?