個人差はありますが、2歳前後から少しずつトイレ、パンツトレーニングの時期が始まりますね。ですが最近のオムツはとにかく性能が良い!良すぎます!!!数十年前は、保護者の方から「オムツかぶれがひどくて家ではお薬塗っています」「通気性がいいオムツってどこのメーカーなのでしょうか?」などというお話しが多かったのですが、近年は「全然おトイレに行かないんです」「オムツのほうがいいとパンツを履いてくれません」というお声が増えているなぁと感じております。
確かに今のオムツはとてもさらさらしていて、おしっこが出ていても、汗をかいても蒸れたりしてないことがほとんど…。なんていいオムツなんだ!と各オムツメーカー様を絶賛せざるを得ません。が、しかし!しかしです、オムツが外れないと実は子育て支援(保育)にも影響があるのです!
それは3.4.5歳クラスになると保育士の人数が変わり、2歳児クラスと比べると保育士の人数がおおよそ半分…に減ってしまうのです。そうすると園ではなかなかトイレトレーニングを個別でじっくり見守ることが難しくなるのです。(できる限りは見守っておりますが…)
そのため2歳児担任は子どもたちのほんのわずかな様子を見逃さず、①オムツが濡れていない時に誘ってトイレに行ったら出た! ②自分からトイレに行くと言ってトイレに座った、③お家でおしっこができるようになった!などの姿があった歳には、まずはお家から数時間パンツを履いてみてはいかがでしょうか??とお声をかけさせていただいております。個人差はありますので自分からトイレに座るようになるまで、パンツを履きたい!おしっこがでたという喜びを感じるようになるまでは、無理をせずに暖かく見守っていきますが、心の中ではオムツの性能の良さをうらめしく思いながら、いつかはパンツになるんだろうなぁ〜と毎年楽しく保育を続けている保育士なのでした(笑)
保育士T.K