職員室の横に金魚の水槽があり、3.4.5歳の子どもたちは、時々その水槽をじっと見つめながら「お口開けたよ」「泡がブクブクしてるね」などと思い思いの言葉を口にしています。
先日、3歳児の男の子たちが興奮気味に「先生ー!こっちきて!」と言っていたので様子を見に行きました。水槽の前で立ち止まると「虹があるの!」と目をまんまるくしながら教えてくれました。その虹は一定の角度から見ると光の屈折を受けてできているものでした。(水槽の左側です。)
空以外でできている虹を発見した子どもたちは、たくさんのお友だちや先生たちに知らせ、見つけた喜びを一生懸命伝えていました。
しばらく観察していると、「なんで虹がでてるんだろう」「お水が入ってるから虹ができるんだよ」「にじはとれないね」「写ってるだけなんだよ」「立ってると向きがちがくなるよ(体を左右に揺らす)」などと自分なりに考えたことや気付いたことを言葉にしていました。
大人にとっては見慣れているものも子どもたちにとっては大発見です。そんな空間を一緒に共有でき、楽しい時間を過ごすことができました。
保育士 T.S