雨や暑い日が続きなかなか園庭に出られなかった今月。室内でも子どもたちが様々な経験ができるように、新聞紙や風船、氷など身近にある素材に触れられるようにしています。
この日は氷遊び。タライに入った丸い氷を触ってみる子どもたち。ひんやりとした感触ににっこりと笑みを浮かべる子もいれば、冷たすぎて手を引いてしまう子も。まずは直接触れ、冷たさや重さ、つるんとした手触りなど氷そのものの感触を楽しんでいました。次第に子どもたち発信でおままごとのコップやレンゲを持ち寄り、”玩具と併用した遊び”へ。タライに入ったたくさんの氷をレンゲでかき混ぜるとゴロゴロと低い音が。コップを持ってきた子は氷が入ることを発見したようで中にコロンと入れてみる遊びへ。子どもたちが楽しんでいる間もじわじわと溶けていく氷は、小さくなったり冷たい水となったり。タライに溜まった水におままごとのジュースや食材を入れていくことで”たくさん入った”と満足感を感じでいる様子も伺えました。氷には興味を示さなかった子も水遊びへと変わった途端に興味を持ち出して手を浸してみたりと1時間弱の活動の中で氷の形態が変わり、それに合わせるかのようにして子どもたちはどんどん遊び方を発見していました。
保育士M.H