園の庭や玄関先に 春の訪れの花が満開に咲いています。そして、また、蝶のさなぎも。
3月から4月に変わる今頃は、卒園の別れと入園の出会いが24時間で変わる風景となります。
何年も繰り返されるこの経験は、同じような光景だが異なる。それは、一人として同じ人はいないから、私はその異なることを楽しみにしています。
保育園は0歳児から長くて6年間をともに過ごしますが、子どもの一年の成長は面白いほど興味深い。そして、職員の成長も最近は楽しみに感じています。
今読んている書物の中にある「心・技・体」という言葉を振り返ってみた。保育園の生活に、大人が子どもたちと接するときの愛情の現れが、子どもが他の人に接するときのやさしさや思いに繋がり心の栄養になっている風景を目にします。
ふと、その風景は私の心の栄養にもなり、口にしないながらも「いいね~」のマークがつきます。 しかし、最近は戦争という命の危険を人が引き起こしているニュースを聞くたびに、戦争を起こす人も平和を維持する人もみんな人なのだということ。 今一度、子どもたちの夢を壊さないために、「平和」を維持する方法をみつけ、そして、子どもたちが自分で考える力をつけ、思いやりをもって議論できる大人に成長していく姿をこれから先にみたいですね。
今年度も一年間、皆さんと過ごせたことに感謝し、また、あらたな年度を楽しみに過ごせることを願っています。
副園長