4月に入園した0.1歳クラスの子たちも、少しずつ新しい生活に慣れ、朝は自分から保育室に入ってきてくれる日も!玩具であそんだり遊具で体を動かしたり、いろいろな姿を見せてくれるようになっていますが、そんな中でも、おやつと食事の時間の子どもたちは特に活きいきとしている気がします(笑)
もちろんまだ好き嫌いも激しく、食べ方も手掴みやスプーン、中には“食べさせてー!”と目で保育士にうったえる子もいるので、子どもたちの発達に合わせて援助をしているところです。この時期の子どもたちには、何よりも“食べるって美味しい!嬉しい!”と“食事そのものの時間を楽しむ”ことが今後の意欲につながります。
そして、子どもたちは大人が思っているよりもとても集中して食事をしています。味、触感、温度、固さ、匂い、感触、音など、様々なことを感じながら食べ進めている表情は、笑ったり真顔になったり、眉間にシワを寄せてみたり、なんとも言えない可愛い姿でついつい声をかけてしまいそうになりますが、そこはグッと我慢!子どもたちから保育士へ、何らかのアクションがあるまでは見守るようにしています。
また、栄養士、調理の先生たちは給食作りだけでなく、離乳食、移行食、幼児食、と段階のある子どもたち一人ひとりの食事内容の相談にも親身に乗ってくださり、たくさんの工夫をしてくれています。子どもたちとコミュニケーションもとってくれるので、最初は「誰だろう?」とキョトンとしている子どもたちも「ご飯を作ってくれている先生だよー!」と伝えていくうちに、自分からニコニコと近付いていくようになるのは毎年のことです(笑)
“食べる”ことは“生きる”こと。
こんなご時世だからこそ、元気な心と健やかな体を育みたいですね。さぁ!今日も天地の恵みに感謝して、美味しいご飯をみんなでいっぱいいっぱい食べるぞー!!
保育士 A.S