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2021年 3月

改めて「協力」の力を考えた一年でした

2021/03/31

桜の花が満開となると同時に気温も上がり、子どもたちは園庭で元気に遊び始めました。

保育士が用意をしたシートの上に 庭に落ちている春の花、花びら、そして秋にとったたくさんのどんぐりを子どもたちは思い思いにいろいろな形にしてあそんでいます。

その形は自分で考えたものや お友だちのやっていることをまねした後に さらに 自分らしさを加えることもあります。どのようなものになるか いつもワクワクしながら 見ています。一人ひとりの遊びから、お友だちとともにおままごと遊びになったり、町づくりになったりと 友だちとあそぶことで 人との関わりを学ぶ経験を積んでいることを実感します。

昨年から始まったコロナウイルス感染拡大防止のための生活の変化に右往左往した当初でしたが、今は落ち着いてさまざまな活動を始めることができました。

職員の各々の能力、保育技術を出し合い、いままでが当たり前の生活として考えていたことができない状況の中、子どもたちにどのような経験、体験ができるかのアイデアを出し合い 「今までの当たり前」を変えました。

保護者の皆さま、職員、そして 子どもたち、近隣の方々、園と関わる業者さんにも・・・多くの方の力をお借りして このコロナ感染拡大防止にの中の子どもたちのあそび、生活を支えていただきました。

今までの生活を変えることに対する力は、身体も心にも負担がかかりますが、その負担を職員も保護者の方もお互いを敬い、お互いの力を発揮できることに喜びを感じられることで 子どもたちの笑顔を糧にこの一年保育を進められたと思います。

これからも、子どもたちの成長の力を信じて 一日一日を大事に過ごし 保育園時代を過ごした出来事、あそびが多くの経験となり さらなる成長した姿を 見せてもらえることで 笑顔の連鎖を生み出されると期待しています。

3月末になりました。皆様のおかげで この一年も 身も心も大きく成長させていただきました。ありがとうございました。また、来月からもよろしくお願いいたします。

副園長

笑顔

2021/03/26

つぼみぐみ(2歳児)の子たちの三月から始まった第二園舎への移行も約一ヶ月が経ち、終わりをむかえようとしています。
新しい環境に戸惑い不安な表情を見せていた子たちも、登園時に見られる笑顔や日中の元気いっぱいな姿が増え、少しずつ慣れてきたように思います。ぐっとお兄さんお姉さんに見えるその姿に、一年前に第一園舎のつぼみぐみへ移行してきた時の事を思い出しました。

その時も子どもたちは、新しい環境に不安そうにしている姿も見られましたが、ほとんどの子が新しいお部屋に興味津々で、新しい玩具に夢中になり、思っていた以上に笑顔が多く見られていました。

そして今も、子どもたちの新しい環境に適応する力に驚きながら、不安から安心へと変わっている楽しそうな笑顔を多く見られてとても嬉しく思います。
4月からも、困ってしまう事やお友だちとぶつかってしまう事がたくさんあると思います。これからは保育士だけでなくお兄さんお姉さんにも助けてもらいながら、色々な経験をしてさらに大きく成長してほしいです。
そして一年後、新ゆりぐみ(4歳児)になり今度はお兄さんお姉さんとして移行をむかえ、どのような姿に成長しているかとても楽しみです。

 

保育士R.S

できた‼

2021/03/24

園庭のブランコは年次問わず多くの子どもたちが遊んでいます。この日も1歳児のAちゃんがブランコに乗りたそうに見つめていました。どうするのかな?保育士に乗りたいと言うのかな?としばらく様子を見ていると、ブランコの手すりや椅子のところに足を掛けている姿が。保育士が乗り方を直接教えたわけでもないのに、上のクラスのお兄さんお姉さんが乗っている様子をじっくりと観察して、Aちゃんなりにどこに足を掛けたら乗れるのか探り探り、挑戦していました。まだフラついたりすることもありましたが、何とか乗れるとすぐ降り…もう一度!自分で乗れたことが嬉しかったのか、乗り降りだけを繰り返し、満足そうな表情をしていました。「一人で乗れたね!」という保育士の言葉に表情はさらにパッと明るくなり、ニコニコと笑っていました。
できることが少しずつ増えていく時期だからこそ、できた!という喜びや達成感を共有し、子どもたちがたくさんのことに挑戦していければなと感じます。

保育士M.H

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