年長のお友だちもあと少しでこの保育園を卒園します。その前に1年間一緒に過ごしてきた3・4歳児のお友だちとは3月でお部屋が離れてしまいます。(3月から新しいクラスへ移行するため、年長児のみで過ごします。)
そんなことを子どもたちなりに感じているかのような姿が見られました。
給食前の自由遊びの時間。おままごとで3歳児の女の子が2人であそんでいました。すると、5歳児のAくんが「先生、あの2人まだあそんでるよ!片付ける?」というので、「お手伝いしてくれるの?」と聞くと張り切って「うん!」と向かっていきました。するとAくんは「もうすぐお兄さんいなくなっちゃうんだからね!お手伝いできなくなっちゃうから!」「こうやるんだよ!」「聞いてる!?」と片付けを手伝いながら言うのです。年中の時は年長の男の子について回っていたのに…と思うと感慨深く感じます。最近このような姿や言葉を目にすることが増えてきました。
保育士がぼそっと「卒園しちゃうのさびしいなぁ。」というと「大丈夫!あそびにくるから!」「Bちゃんと一緒に行けるもんね!」と友だちと小学校に行くことを楽しみにしている様子だったり、食事中に「Cくん何小学校いくの?」「ぼく○○小学校なんだー!」と言う会話が繰り広げられたり、とてもわくわくしている様子が伝わってきます。
年長の自覚を感じるとともに、子どもたちなりに小学校への楽しみな気持ちが普段の姿に表れているなぁと感じました。その姿から成長を感じ、嬉しさ反面寂しさもあります。改めて残り少ない子どもたちと過ごせる1日1日を大切に過ごしていこうと思いました。
保育士H.M