今年は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、国からの不要不急外出自粛要請・登園自粛・ソーシャルディスタンス・マスク着用など新しい生活様式になりました。
園でも新しい生活様式になり、昨年と比べ子どもたちも、自宅で保護者の皆様と過ごす時間が増え、テレビなどのメディアや普段の大人の会話等から手洗い・うがい・マスク着用が感染予防につながることを理解する機会が増えてきました。
毎日生活する中で、感染予防のために今まで以上に、手洗い・うがいをしっかり行い園内消毒を行っている回りの大人たちを見て子ども自身が、考える機会が出来たのではないでしょうか。
また今年度は、夏に流行する病気であるヘルパンギーナ・プール熱(咽頭結膜熱)・手足口病等の感染症は、現在のところ報告は、ありませんでした。これは、日頃より子どもたちが心掛けている手洗い・うがいの効用ではないかと思っています。
現在保護者の皆様の協力のもと、0歳児を含め全園児登園時から手洗いを実施して頂いています。
1歳児のお友だちもトイレに行った後は、自分からすすんで手洗い場に行って手を洗っている姿が見られ、職員に褒められると、得意そうな笑顔になり、微笑ましい姿も見せてくれます。幼児クラスのお友だちも外遊びから帰ってきて、手洗いをうっかり忘れそうになったり、マスクを着け忘れそうになっていると、お友だち同士で優しく教えてあげている姿も見られて頼もしい限りです。これらの姿は園で実践している異年齢保育の成果で、大人の力を借りず子どもたち同士が助け合い自分の命と他人の命を守る意識が身についてきているのだと思います。
これからも予防策の習慣づけで新型コロナウイルスという病気を通じて、子どもたちが病気をうつさない、うつされないために、子どもたち自身で出来ること自分の命を自分で守る方法を再確認して意識を持つことに繋げていってほしいと思います。
看護師