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2019年 12月

餅つき

2019/12/27

先週、保育園で餅つきを行いました。
餅米を蒸し、臼と杵で餅をついていきます。小さい子どもたちは保育士と。年長児など力持ちのお子さんは一人で杵を持ちお餅をつく子もいます!そんな中、ついたお餅と蒸し上がったばかりの餅米を3.4.5歳児の子どもたちに見せ、触ってみることに!
「このお米がお餅になるんだよ」と言うと、ふたつを見比べ不思議そうに触ってみる子もいれば、「こっちは柔らかいけどこっちは硬いね」と感触の違いに気づく子も。一人ひとり新しい発見があったようで、こちらも嬉しくなりました。
みんなでお餅をついた後は、実際にお餅を丸めに行きます。つきたてのお餅は温かくて「あったか〜い」「柔らかいね」と嬉しそうにお餅を手にコロコロ。保育園でつくお餅はお正月に飾るお餅で、歳神様がやってくるという話をしていたので、大事そうに丸める姿も多く、子どもたちなりに色々な事を感じ、考え行なっているのだなと思いました。保育園生活を通して、日本の伝統や季節の行事に触れ、日本の良さを体感してもらえれば嬉しいです。

保育士T.S

散歩

2019/12/25

2歳児クラスでは、秋口から友達とペアで手を繋ぎ、園外を散歩しています。
ぱっとペアが決まる子もいれば、〇〇ちゃんと繋ぎたい!誰とも繋がない!3人で手を繋ぐ!など、出発前から色々な思いが見られます。
「3人で道路を歩くと車にぶつかっちゃうかもしれないね。」と保育士が言うと、3人のうち1人の女の子が、まだペアが見つからないでいる子の手を繋ぎに自分から動きました。彼女は散歩の途中で自分が車道側に代わり、以前異年齢児との散歩で年上の子がしてくれたように自分がお姉さんになって歩いていました。

壁側に寄って歩く、信号の意味、交差点を渡るときの注意など、安全に気をつけて歩けるように保育士が声をかけながら歩いています。その積み重ねから、段々と子ども達の意識が変わりつつあります。道の中央にふらっと行ってしまいそうな相手に「こっちだよ!」と手を引いたり、「信号青になった!」「自転車来た!」「白い線出てる!」と声に出して知らせる姿がちらほら。

すれ違う地域の人と挨拶したり、自転車で出かけようとする交番のお巡りさんに「行ってらっしゃい!お仕事がんばってね!」と声をかけたり。地域の方々にも温かく見守っていただくおかげで、子ども達に育まれていくものを感じます。

保育士 N.W.

思う気持ち

2019/12/20

0.1歳児クラスでは、4月から比べ色々な玩具やお友だち、保育士と過ごしていく中で「おはよう」と自分からドアを開け、入ってくる子が増えてきて笑顔で保護者と離れる姿が多くみられるようになってきました。

そんな中、泣いて登園して来たAちゃん。お母さんと離れるのが嫌でお部屋に入れずにいました。

歌うことも大好きで、保育士が迎えに行き話しをしたり、大好きな歌を歌ったり、抱っこで迎え入れようとしましたが、いつもと違いこの日は、お母さんの洋服をぎゅっと掴みなかなか離れられずにいました。

その様子を見ていた子どもたち。遊びをやめ、どうしたのかな?と心配してAちゃんの近くに集まり顔を覗き込んだり、声をかけてくれる姿がありました。

するとBくんが泣いているAちゃんの近くに来て様子を見た後、おもちゃの置いてある棚の方へ…戻ってくるとペンギンのぬいぐるみを手にして、無言でAちゃんに渡そうとしていました。

Aちゃんはそのぬいぐるみを直接は受け取りませんでしたが、そのペンギンのぬいぐるみを見たあと、少し気持ちが切り替わったのか、自分からお母さんのもとを離れて、お部屋の中のお気に入りの別のペンギンの置いてあるおもちゃの棚へ向かっていきました。 ペンギンを手に取り顔を見ると、にこ~っと笑顔に♡

ペンギンは、ペンギンでもちょっと別のものでしたが、Bくんは、Aちゃんが普段からペンギンのおもちゃがお気に入りで大事に持っているということを見て、覚えていたようです。

まだまだ個々に遊ぶ事も多い年齢ですが、同じ空間で遊んでいる中でも、お友だちが遊んでいる姿をじっと見たり、泣いてる姿を気にしたり、小さいながらも、相手の気持ちを感じようとする気持ちが育っているということにとてもうれしくなりました。

これからも、お友だちを思う優しい気持ちを大切に、日々の関わりに目を向けていきたいと思います。

保育士M.Y

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