ある時、子どもたちと遊びながら玩具を拭いていた時のことです。はじめは、ただ、じっと見ているだけだった0歳児の女の子。気付くと遊びに使っているハンカチを手に取っておもちゃを拭く真似をしているのです。「お手伝いしてくれているの?ありがとう。」と声をかけると、にこにこ笑いながらお辞儀をしていました。
子どもって周りのお友達や大人のすることを常に観察し、興味のあることは真似してみようと思うものなんですね。こうして色々なことを学んでいくのでしょう。
さて、私たち大人が、何気なく使っている言葉、何気なくやってしまう事。沢山あると思いますが、子どもたちに真似して欲しくないことも平気でしていること、あるかもしれませんね。
「親の背中を見て育つ」と言います。親だけでなく、私たち大人は見られても困らない背中を持たなくては・・・。としみじみ思いました。
保育士 K.Y